山形県長井市のさとう小児科医院は、小児科、内科、アレルギー科を専門とした小児科です。小児用の予防接種も行なっています。お子様の体調が気になる、相談したいことがある、そんな時はさとう小児科医院にご相談下さい。

さとう小児科

山形県長井市幸町17-27
0238-88-2662
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スタッフ通信

水イボってなぁに?

もうすぐ梅雨も明け本格的な夏がきます。水遊びが楽しくなる季節で🎵🎵

 

皆さんは水イボって聞いたことはありますか?

水イボは「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」といい、上の写真のように1~5㎜程のイボの中にウイルスが含まれています。水イボ自体に痒みや痛みはありませんが、肌のバリア機能が低下していると、かゆくて掻いてしまい、その部分にあった水イボをかき壊しウイルスが肌に直接触れる事で増え広がります。炎症を起こすと痛みが生じ、とびひなどの二次感染症を引き起こすこともあります。

通常1~2年で免疫ができ自然治癒するとされていますが、その間にかき壊したり皮膚の状態が悪いと他の部位に広がることも多いです。そのため、普段のスキンケアや保湿が重要となってきます。また、通常の接触では他の人へうつる可能性は低いとされています。プールやお風呂など裸での接触、タオルの共有などを介して他の人へうつる可能性があるため注意が必要です。

 

治療法として

①何もせず、自然に消えるのを待つ。ただし、かき壊してしまうと発疹が化膿したり新な水いぼができ増え広がりやすい。

②専用のピンセットでの除去

取る際に痛みを伴うことが多いため、事前に麻酔のテープを貼ることで痛みを和らげられます。

③漢方薬の内服(ヨクイニン)

ハト麦の成分が皮膚のウイルス感染に対する免疫を高める効果があると言われています。すぐに効果は出ないため長期内服が必要になります。漢方といっても味に癖がなく、意外に飲めている子が多いです。

④液体窒素での凍結療法(当院では実施しておりません。)

 

治療法はお家の方と相談しながら決めていきます。

 

水遊びが増えるこの時期、水イボがあるからプールに入ってはいけないわけではありません。水イボがある部分を絆創膏で覆うなどで対応している園もあるようなのでまずは、園へご相談してみてくださいね!

スキンケアをすることは肌を乾燥や湿疹から守り皮膚のトラブルを軽減してくれます。そのため肌のケアは必須となりますので、5月のブログにスキンケアについてのおはなしが乗っているのでぜひ参考にして頂ければ思います♪

ご質問があればお気軽にご相談ください。

 

グリーンモンスター☆彡

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