山形県長井市のさとう小児科医院は、小児科、内科、アレルギー科を専門とした小児科です。小児用の予防接種も行なっています。お子様の体調が気になる、相談したいことがある、そんな時はさとう小児科医院にご相談下さい。

さとう小児科

山形県長井市幸町17-27
0238-88-2662
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スタッフ通信

知ってほしい、子どものスキンケア

 

暑い日が多くなり、いろいろな皮膚のトラブルが増える季節です。

今月はスキンケアについてお話します。

スキンケアはいつから始めたら良いのでしょうか?

答えは生まれてすぐからです。

乳幼児の皮膚はバリア機能が弱く、病原菌やアレルゲンが侵入し、

トラブルが起こりやすくなっています。

そのため乳児期からバリア機能を高めるためにスキンケア(清潔にし保湿する)を

継続することが大切です。

 

ではスキンケアのポイントです

<洗う>

①石けん

・基本的には何でもかまいません

・キメ細かいで洗うことが重要です

・たくさんの泡で包み込み、摩擦を与えないようにする

で洗う

・手で優しく洗う

・顔も泡で洗います

・首・脇・肘・膝などしわができるところは、洗い忘れることが多く

・皮膚トラブルを起こしやすい部分です。

・皮膚を伸ばしながら指を使い洗います

③しっかりとすすぐ

・すばやくシャワーで石けんをすすぐ

・関節・しわを伸ばすようにすすぐ

・顔は呼吸に合わせ数回に分けてすすぐ

④素早くタオルで拭き取る

タオルはゴシゴシ擦るのではなく、押さえるように

水分を拭き取る

<保湿のポイント>

  • 入浴後速やかに

入浴後は皮膚の水分がどんどん蒸発します

できれば入浴後10分以内に保湿剤を使用する

  • たっぷりと皮膚に乗せるようなイメージで塗布する

擦り込むのはダメ(皮膚に傷をつける可能性があるため)

  • 適切な量を使用する

適量を塗布した皮膚はテッシュペーパーが張り付くというイメージで

覚えて下さい

④関節・シワは伸ばして塗布する

頭皮の場合は髪を分けて地肌を出し、2cmおきに垂らし押さえるように伸す

 

上記の量で両手の面積範囲が塗れます。参考にして下さい。

 

※これからの季節、日焼け止めや虫除けを使用することも増えます。

どのような順番で使用したらいいのかをよく聞かれます。

  • ステロイド軟膏(使用している方は) 保湿剤
  • 日焼け止め
  • 虫除け の順番で使用することをお勧めします。

以上、スキンケアについてお話させて頂きました。ぜひ実践してみてくださいね。

当院では洗い方・軟膏や保湿剤の使用方法を受診の際、個別性に合わせご説明させて

頂くよう心がけております。何かご質問があれば医師・看護師にお声がけ下さい。

                       ムーミンママより

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