山形県長井市のさとう小児科医院は、小児科、内科、アレルギー科を専門とした小児科です。小児用の予防接種も行なっています。お子様の体調が気になる、相談したいことがある、そんな時はさとう小児科医院にご相談下さい。

さとう小児科

山形県長井市幸町17-27
0238-88-2662
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スタッフ通信

「花粉症のお話」

花粉症の人にはイヤな季節がとうとうやってきました。

今年は暖冬の影響で花粉の飛散が2週間ほど早まる可能性があるそうで、東北地方では2月の下旬から本格的な飛散が予想されています。

花粉症は10~20年前ほどは思春期以降に発症することが多かったのですが、近年小学生はもちろん幼児期の患者さんも増えています。中には2~3歳といった低年齢のお子さんでも症状がみられる事があります。花粉症は一度発症してしまうと、なかなか治ることはないためスポーツや勉強、大人になってからも仕事などに支障をきたしてしまいます。

当院では、花粉症の症状のある方には抗アレルギー薬、点鼻薬、点眼薬などでの症状を抑える一般の治療に加えて、根本的な体質改善が期待出来る舌下免疫療法による治療を行っております。

舌下免疫療法はアレルゲン免疫療法(減感作療法)の一種でスギ花粉と似た成分のお薬を少しずつ体内に取り入れる事で体を花粉に慣らしていき、徐々に花粉症の症状(目の痒み、鼻水、くしゃみなど)を和らげたり、日常生活に与える影響を改善する効果が期待されます。

舌下免疫療法は「シダキュアR」というお薬を1日1回 舌の裏に入れて溶けるのを待つだけです。 5歳から治療することが可能で、花粉症の診断やアレルゲンを特定するために問診、診察、血液検査等を事前に行うことが必要になります。

治療のデメリットとしては、薬の服用は毎日でそれを3~5年ほど続ける必要がありますが、多くは習慣化して続けていくことは負担にならないようです。また、副作用で口の中のかゆみやのどの違和感、耳のかゆみなどの症状が現れる場合もありますが、しばらく続けると症状が出なくなることがほとんどです。

また、アナフィラキシー等のアレルギー反応の出現確認と安全のため、初回は少量から開始し、量を増やしての2回目の投与は医院内で観察しながら行います。治療の時期についてはスギ花粉の飛散時期以外で開始します。一般のアレルギーの治療も並行して行うことも可能です。

花粉症の症状でお困りの方は受診時にぜひご相談ください。

バナナ🍌

2024年🐉

早いもので1月も終わりが近づいてきました。今シーズンは予報通りの暖冬で、いつになく雪のない年末年始でしたが、ここに来てようやく冬らしい☃天候の日も増えてきましたね。出勤前の雪かきも久しぶりに行いますと、少々体が痛いのは私だけでしょうか?😅

近況をお伝えしますと、昨年末に比べ年明けからインフルエンザや新型コロナの患者様は増加傾向にあります。一部ではインフルエンザA型からB型へ移行してきております。引き続き、1人ひとりが「かからない」「うつさない」対策🙏😷を実践していきましょう。

pocoママ⚾

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